収入保障保険について解説！
この記事では、収入保障保険について説明しています。収入保障保険は、死亡保険の一種で、万が一の際に遺された家族が生活を続けるための収入を保障するものです。死亡保険は大きく3つの種類があり、それぞれ「終身保険」、「定期保険」、「収入保障保険」です。
終身保険は一生涯保障があり、解約すると返戻金がもらえます。定期保険は保障期間が10～15年などと限られ、その期間だけ保障があります。収入保障保険は定期保険と同じく一定期間の保障がありますが、その期間中に保険金額が徐々に減少していきます。
保険金の受け取り方は、終身保険と定期保険は一括受け取り、収入保障保険は毎月定額を受け取る仕組みが一般的です。保険料は、一生涯の保障を持つ終身保険よりも、掛け捨ての定期保険の方が格段に安く、保険金が段階的に減っていく収入保障保険は定期保険よりもさらに安いです。
この3つの死亡保険の中で最も合理的とされるのが収入保障保険です。なぜなら、万が一の際に遺された家族に必要となる生活費の総額は、例えば子どもが成長するにつれて徐々に減少していくものだからです。また、年金方式で保険金を受け取るため、一括での受け取りに比べて無計画に保険金を使い過ぎてしまう懸念が小さくなるというメリットもあります。
しかし、割安な保険料で大きな保障を得られる収入保障保険でも、商品によって優劣があるため、選ぶ際には注意が必要です。
