楓の森

記事数よりとりあえずアウトプットしていくことが目的

色彩検定の模擬問題1の復習

単色光:これは一種類の色のみで構成される光のことを指します。例えば、レーザーポインターから出る光は一般的に単色光です。なぜなら、レーザーポインターは特定の波長(つまり特定の色)の光しか出さないからです。言い換えると、レーザーポインターから出る光は、全て同じ波長(色)を持つ光子(光の粒子)から成り立っています。

 

複合光:これは複数の色から構成される光のことを指します。例えば、太陽光は複合光の一例です。太陽光は様々な波長(色)の光を含んでおり、それらが合わさって私たちが見る「白色」になります。これは虹を作るために太陽光をプリズムで分けると、様々な色に分けられることからもわかります。

 

分光:これは光を様々な色に分けることを指します。例えば、上記のプリズムを使った虹の作成は分光の一つの例です。プリズムは入射する光(通常は複合光)の色ごとに光の進行方向を変える性質を持つため、光を様々な色に分けることができます。


分光分布:これは特定の光源から放出される光の色の割合を示すものです。例えば、ある電球から発生する光は、特定の色(例えば黄色)が他の色に比べて多く含まれているかもしれません。このとき、電球から放出される光の「分光分布」は、黄色が強調された形になります。分光分布は、その光源の光がどのような「色の組み合わせ」であるかを詳しく知るために使われます。