【外貨建て保険ランキング2023】人気の保険商品とその理由
最近、円安と米国金利の上昇により、外貨建て保険が人気になっています。(上記リンク参照)
しかし、その一方で、為替の変動リスク(通貨の価値が変わることによるリスク)や手数料などの問題もあります。したがって、外貨建て保険に加入する際には、これらのリスクと手数料についてしっかり理解してから契約することが重要です。
※外貨建て保険とは、払い込んだ保険料を日本円ではなく外国の通貨で運用する保険のこと
また、専門家の27人が選んだランキングでも、資産効率が悪いとか、保障と貯蓄は分けて考えるべきだという意見が多く出ました。そのため、外貨建て保険を選ぶときには、為替リスクをできるだけ避け、最低保証される積立利率(運用利率)が高い商品を選ぶことが推奨されています。
以下は外貨建て保険のランキングについて説明しています。
ランキングのトップになったのは、オリックス生命保険の「米ドル建終身保険 Candle(キャンドル)」です。この保険は昨年は2位だったのですが、今年は保険料が割安になったために1位に躍り出ました。
2位になったのはメットライフ生命の「USドル建終身保険ドルスマート S」で、その最大の特徴は年2.5%の高い積立利率が最低保証されている点です。
そして、3位はマニュライフ生命保険の「こだわり個人年金保険(外貨建)」で、こちらは年1.5%を最低保証する積立利率が特徴です。
一方、評価が低かったのは明治安田生命保険の「つみたてドル建終身」で、その理由は最低保証積立利率が0.25%と低いためです。